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“トルコのメッシ”、インテル移籍は破談に終わる。ドルトSDが残留発表

text by 編集部 photo by Getty Images

エムレ・モル
ボルシア・ドルトムントのエムレ・モル【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントに所属するトルコ代表FWエムレ・モルは、インテルへの移籍が合意に達しなかった。ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)のコメントを16日付の独紙『ルール・ナハリヒテン』が伝えている。

 モルは先週、ドルトムントが行った新シーズンのチーム集合写真の撮影に参加せず。ドルトムントは同選手に他クラブとの交渉許可を与え、特にインテルへの移籍が有力な状況になったとみられていた。

 だが週末にはモルは再びドルトムントに合流し、練習に参加したようだ。ツォルクSDは、モルのインテルへの移籍が「現時点では失敗に終わった」と述べている。

「エムレ・モルはボルシア・ドルトムントの選手だ。もちろん彼は練習に参加している。移籍は成立すると思っていたよ。そうでなければ集合写真に彼を参加させていたはずだ」とツォルクSDはコメント。交渉が破談に終わった理由について詳細は述べられていないが、金銭面が理由ではないかとも伝えられている。

 ”トルコのメッシ”とも呼ばれる20歳のモルは、昨年夏にデンマークのノアシェランからドルトムントに加入。だが層の厚いチームでポジション争いに苦戦し、1年目のブンデスリーガでは12試合の出場にとどまっていた。

【了】

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