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本田圭佑、パチューカ移籍後初先発。しかしチーム崩壊で最下位に初勝利献上

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
本田圭佑【写真:Getty Images】

【パチューカ 1-3 チーバス・グアダラハラ リーガMX第8節】

 現地時間9日に行われたメキシコ1部リーグ第8節でパチューカはホームにチーバス・グアダラハラを迎え、1-3で敗れた。本田圭佑は移籍後初の先発出場を果たし、73分までプレーしている。

 日本代表に呼ばれていた本田は、長距離移動のあとでメキシコ移籍後初の先発出場を果たした。立ち上がりはボールをしっかりと動かし、パチューカがリズムをつくった。中盤の右に入った本田もボールを頻繁に触っている。

 しかし、次第に流れをつかんだのはここまで5分2敗未勝利で最下位のチーバス。16分、CKのチャンスを得ると、パチューカがGKとDFの接触で対応が遅れる間にペレスが決めて先制した。

 その後はパチューカのちぐはぐな時間が続き、31分、36分と立て続けに失点。かみ合わないパチューカは攻撃が個人技ばかりとなり、本田にボールが入るシーンがほとんどなくなった。

 最下位相手に厳しい戦いとなったパチューカは、後半に入って本田が引いてパスを受けてから展開する機会が増えた。3点リードでやや落ち着いた感のあるチーバスからゴールを奪ったのは67分。左サイドからグティエレスが上げたボールにハラが合わせて1-3とした。

 しかし、反撃は続かない。運動量が落ちてきた本田を73分に交代させたパチューカは、監督の退席もあって1-3のまま試合終了。ホームで痛い黒星となった。

【得点者】
16分 0-1 ペレス(チーバス)
31分 0-2 ロペス(チーバス)
36分 0-3 フィエロ(チーバス)
67分 1-3 ハラ(パチューカ)

【了】

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