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W杯南米予選で「談合」か。エース・ファルカオのひそひそ話から両チーム歓喜へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ラダメル・ファルカオ
W杯出場権を懸けた一戦が両チーム笑顔で終了【写真:Getty Images】

 現地時間10日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のペルー対コロンビアで談合があったのではないかと噂になっている。アルゼンチンメディア『TyC』などが伝えた。

 ペルーとコロンビアは10日、W杯南米予選最終戦で対戦。この試合は1-1の引き分けに終わり、コロンビアは4位でW杯出場決定、ペルーは5位で大陸間プレーオフに回ることが決まった。

 同時刻に開催されたブラジル対チリの一戦は、3-0でブラジルが勝利を収めており、ペルー対コロンビアが1-1で終わると、チリの敗退が決まる状況だった。

 厳しい状況にあったペルーはアグレッシブに戦っていたが試合終盤、コロンビアの主将であるファルカオが口もとに手を当ててペルーの数選手となにかを話し、落ち着きを求めるようなジェスチャーをした。その後、試合のテンションは下がり、アディショナルタイムはペルーが最終ラインでパスをつなぐだけで試合終了となっている。

 試合終了を告げるホイッスルと同時に、両チームが大喜びしたこのゲーム。“談合”があったかは定かではないが、ブラジル対チリの結果が伝わったことが試合に影響したのは明らかなようだ。

【了】

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