現在インドで開催されているU-17ワールドカップ（W杯）で、U-17日本代表はグループステージを突破して決勝トーナメントに臨む。国際サッカー連盟（FIFA）公式サイトは16日付で、日本の最大の得点源となっているFW中村敬斗を注目選手として紹介し、インタビューを伝えた。

　中村はグループステージ初戦のホンジュラス戦でハットトリックを達成。第3戦のニューカレドニア戦でも先制点を挙げ、ここまでチーム最多の4ゴールを記録している。

　17日に行われる決勝トーナメント1回戦のイングランド戦に向けた展望については、中村は「間違いなく日本が勝ち上がる」と力強くコメント。「2年半前から優勝を目指してやってきた。それだけが唯一の目標」と世界タイトルの獲得にも意欲を見せた。

　だが、グループステージで1勝1分け1敗というここまでの戦いぶりについては「満足していない」と中村。「もっとアグレッシブで前向きに戦いたいと思っているし、そうしなければいけない」と改善を誓っている。

　クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシのどちらが好みであるかどうかについては、「ロナウド。僕のスタイルは彼の方により近いから」とのこと。将来の見通しについては「欧州でプレーしたい。日本代表選手の多くが欧州でプレーしているので、僕にとってもそれが目標です」と述べている。

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