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岡崎、苦境のチームを救う決勝点。「ボールが来れば決められると分かっていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎慎司
レスター・シティの岡崎慎司【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第9節の試合が現地時間の21日に行われ、レスター・シティはアウェイでスウォンジー・シティと対戦。日本代表FW岡崎慎司の記録したゴールが決勝点となり、2-1で勝利を収めた。

 クレイグ・シェイクスピア前監督を電撃解任し、マイケル・アップルトン暫定監督の指揮で臨んだレスターは25分に相手オウンゴールで先制。後半立ち上がりの49分には、右サイドから味方選手が落としたボールを岡崎が押し込んでリードを広げた。その後1点を返されたが、第2節以来となる今季2勝目を挙げることに成功した。

「結果が出ずに、監督もいなくなり、ここ最近は僕らにとって少し困った時期でした。とにかくシンプルにワンタッチでプレーして、パス&ムーブでやろうとしたのがうまくいきました」と岡崎はチームの戦いぶりを振り返った。英紙『エクスプレス』が23日付でコメントを伝えている。

 自身の得点の場面については、「あの時はボールが来れば決められると分かっていました」と岡崎。「あの時が試合の中で僕の時間だったと感じられました」と貴重なゴールを喜んだ。

 岡崎はこのゴールが今季プレミアリーグで4得点目となり、3点に終わった昨シーズンの数字を早くも上回った。チームにとっても苦境の中で光明を見出すことができる非常に大きなゴールだったと言える。

【了】

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