現地時間23日、エバートンはロナルド・クーマン監督を解任したと公式ホームページで発表した。

　今回の決定は22日に行われたプレミアリーグ第9節の対アーセナル戦に2-5と大敗してから24時間以内に下された。

　クーマン監督は2016年からエバートンを率いていた。昨季は7位に入り今夏にはマンチェスター・ユナイテッドから元イングランド代表FWウェイン・ルーニーを獲得するなど総額1億5800万ユーロ（約205億円）もの大金を投資していた。

　しかし期待されたルーニーもここまで4ゴールと昨季までチームに在籍し今季からユナイテッドでプレーするベルギー代表FWロメル・ルカクの穴を埋めきれていない。その結果、総得点はわずか7点と深刻な得点力不足に陥り勝ち点8で降格圏内の18位に沈んでいる。

　新監督に関してクラブからの発表はまだないが、英メディア『BBC』はかつてエバートンを率いた経験のあるデイビッド・モイーズ氏の就任の可能性を報じている。

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