現地時間23日、国際サッカー連盟（FIFA）により「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2017」がロンドンで開催された。男子の年間最優秀監督には、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が選出された。

　ジダン監督は2016年1月にマドリー監督に就任。トップチームでは初の監督経験となったが、1年目でいきなりのチャンピオンズリーグ（CL）優勝を成し遂げた。

　2年目の昨シーズンはリーガエスパニョーラ制覇に加え、CLでも大会史上初となる連覇を達成。2年にも満たないトップチームでの監督キャリアですでに7個のタイトルを獲得している。

　最終候補に残っていたのはジダン監督のほか、ユベントスをCL準優勝およびセリエA優勝に導いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督と、チェルシーをプレミアリーグ優勝に導いたアントニオ・コンテ監督だった。ジダン監督は46.22％の圧倒的得票で1位。コンテ監督が11.62％で2位、アッレグリ監督が8.78％で3位に続いた。

　男子の最優秀選手にはマドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが選ばれており、エースと監督の“ダブル受賞”となった。

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