現地時間25日、カラバオ・カップ（イングランド・リーグ杯）の4回戦が行われた。

　ホームでウェストハムと対戦したトッテナムは、まさかの逆転劇で敗退となってしまった。先週末のリーグ戦から若干メンバーを落として臨んだ昨季のプレミア準優勝クラブは、6分にムサ・シソコ、37分にデリ・アリがゴールを奪って2点を先行する。

　しかし後半に入ると流れが一変する。ウェストハムは55分にアンドレ・アイェウが1点を返すと、60分に再びアイェウがゴールネットを揺らして同点に。そして70分、マヌエル・ランシーニのコーナーキックからアンジェロ・オグボンナが逆転ゴールを挙げた。

　直後からトッテナムはムサ・デンベレやクリスティアン・エリクセンを投入するも、時すでに遅し。15分間で3失点という悪夢のような展開の末、2-3でカラバオ・カップ敗退が決まった。

　今季はリーグ戦で不振が続き、先週末20日に昇格組のブライトンに敗れたことでスラベン・ビリッチ監督の去就も騒がれ始めたウェストハムだったが、この勝利で流れを変えられるだろうか。対トッテナムという意味では2-3の敗戦に終わった9月23日のリーグ戦のリベンジを果たすこととなった。

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