フットボールチャンネル

好調本田、公式戦2試合連続ゴール! パチューカは2点差から痛いドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】

【サントス・ラグーナ 2-2 パチューカ リーガMX第15節】

 現地時間29日に行われたメキシコ1部リーグ第15節の試合で、パチューカはアウェイでサントス・ラグーナと対戦。2点リードから追いつかれて2-2のドローに終わった。

 ミッドウィークのカップ戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたパチューカのFW本田圭佑はこの試合でも先発に名を連ね、公式戦5試合連続のスタメン出場。前線右サイドに入った。

 カウンターやセットプレーなどでゴールを脅かされる場面もあったパチューカだが、31分には先制点を奪うことに成功。サイドチェンジから、ワンツーで左サイドの深い位置へ抜け出したウレータが低いクロスを折り返し、最後はハラが至近距離から押し込んだ。

 積極的にシュートを放ち、チャンスメークにも絡むなど好調ぶりを示すプレーを見せていた本田も、41分にチームの2点目を記録。右サイドからのパスを中央で受けたハラがポストとなり、ワンタッチで落としたボールを本田が左足ダイレクトシュート。回転をかけた正確なシュートがゴール左隅に突き刺さりリードは2点となった。

 だがそのわずか1分後、縦パス1本でゴール前に抜け出したジャニニーがゴールを決め、サントスがすぐさま1点差に詰め寄る。パチューカは1点のリードで前半を折り返した。

 後半になってもリズムを取り戻せないパチューカに対し、61分には再びジャニニーが決めてサントスが同点に。エリア手前から放った強烈な無回転シュートはGKブランコの手を弾いて右ポストを叩き、跳ね返ったボールをブランコがなんとか抑えたがすでにゴールラインを割っていた。

 本田のミドルや交代出場のFWカノのシュートなどで勝ち越しゴールのチャンスもあったパチューカだが、3点目は奪えず。本田は86分に交代でベンチに下がった。終盤にはサントスに決定的が相次いだが、そのまま2-2のドローで終了を迎えている。

【得点者】
31分 0-1 ハラ(パチューカ)
41分 0-2 本田(パチューカ)
42分 1-2 ジャニニー(サントス)
61分 2-2 ジャニニー(サントス)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top