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EL史上初、試合前に退場劇!? “カンフーキック事件”再び。「カントナの再来」と英紙

text by 編集部 photo by Getty Images

パトリス・エブラ
退場処分を受けたパトリス・エブラ【写真:デイリー・メールのスクリーンショット】

 現地時間2日にヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節の試合が行われ、マルセイユはヴィトーリアのホームに乗り込んで対戦し0-1の敗戦を喫した。この試合前、マルセイユに所属するフランス代表DFパトリス・エブラが観客にキックを浴びせ退場処分を受ける珍事件が発生したと、英紙『デイリー・メール』が報じている。

 同紙によると、試合前のウォーミングアップ中に事件が発生。マルセイユのファンが観客席から飛び出してスポンサー看板の近くまで侵入し、エブラに対して暴言を吐いたとのこと。これに怒ったエブラがハイキックで観客に暴力を振るい退場処分を受けたという。

 また、英紙『デイリー・ミラー』は「エリック・カントナの再来」と報じて退場劇の一部始終を伝えている。マンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたエリック・カントナ氏は1995年、観客に対してカンフーキックを浴びせた。その出来事は今でも“カンフーキック事件”として語り継がれている。

【了】

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