フランス・リーグアンのマルセイユは3日、DFパトリス・エブラを処分することを発表した。

　元フランス代表のエブラは2日、ヨーロッパリーグでビトーリア・ギマランイスと対戦した際、一人の観客に蹴りを見舞って試合前に退場となっていた。事態を重くみたクラブは、会長が選手と話し合い、当面の間同選手をチームから外すことを決定している。

　ただし、マルセイユはエブラが攻撃した観客の挑発が影響していたことを指摘。その上で、経験豊富なエブラのような選手がこういった反応をしたことは受け入れがたいとした。

　同時にマルセイユは選手たちを挑発したファンについて調査を続けていることも明かした。「ファンを名乗ってピッチに侵入し、選手を侮辱することでクラブの評判を危険にさらしている個人」に対し、厳しい態度をとる方針のようだ。

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