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新監督探すエバートン、“本命”はシメオネ? 元英代表監督らも候補だが…

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・シメオネ
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 エバートンは、今後長期的にチームの指揮を任せる新たな指揮官として、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督を招聘することを希望しているという。英メディア『スカイ・スポーツ』が7日付で伝えた。

 今季プレミアリーグで下位に低迷するエバートンは、先月23日にロナルド・クーマン前監督を解任。クラブOBであり過去にも暫定監督を務めた経験のあるデイビッド・アンスワース氏が暫定的にチームを率いることになった。

 監督交代後も3連敗と不振を抜け出せなかったが、5日のワトフォード戦では公式戦9試合ぶりとなる白星を挙げた。それでもアンスワース氏がこのまま指揮を執り続けるかどうかは定かではなく、メディアでは様々な新監督候補の名前も挙げられている。

 有力視される候補のひとりは、元イングランド代表監督であり、昨シーズンはクリスタル・パレスを率いたサム・アラダイス氏。すでに同氏とは交渉が行われており、今シーズン末までの短期の契約が提示されているとのことだ。

 だが、クラブオーナーであるファルハド・モシリ氏が“本命”としてターゲットにしているのはシメオネ監督だという。アトレティコを欧州屈指の強豪クラブのひとつとして飛躍させ、名将として評価を確立させた同監督を招くのは容易ではないことが予想されるが、プレミアリーグの他のビッグクラブと肩を並べるような大物監督を迎えることがオーナーの望みだとみられている。

 現在ワトフォードを率いるマルコ・シルバ監督もエバートンの新監督候補のひとりとして名前を挙げられている。アンスワース暫定監督の続投の可能性も含め、4人が現在の新監督候補だとされている。

【了】

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