現地時間1日にロシア・ワールドカップ（W杯）の組み合わせ抽選会が行われた。ブラジル代表のチッチ監督は、対戦相手よりも自分たちのことを気にしている。『ESPN』が同指揮官のコメントを伝えた。

　混戦となった南米予選で頭一つ抜けていたブラジルは、ロシアW杯の優勝候補の一つだ。1日の抽選ではグループEに入り、スイス、コスタリカ、セルビアと対戦することが決まっている。

　しかし、ブラジルにとってグループステージは通過点に過ぎない。決勝トーナメント1回戦でどの相手と対戦したいかと問われたチッチ監督は「自分たちでコントロールできないことについて考えることはない」と話し、こう続けた。

「自分でコントロールできることにエネルギーを費やそう。それは何か？　練習の質を高め、選手が進化することだ。それらは自分たちでコントロールできるもので、大会の中で重要になってくる」

　グループHを突破すると、グループFを勝ち抜けたチームと対戦することになる。グループFが順当に進めばドイツが首位で抜ける可能性が高いとみられており、グループEを2位で突破するとベスト16で厳しい戦いが待っているかもしれない。

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