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「浦和は我々より失うものが大きい」。クラブW杯で対戦のアル・ジャジーラ監督

text by 編集部 photo by Getty Images

ヘンク・テン・カテ
アル・ジャジーラのヘンク・テン・カテ監督【写真:Getty Images】

 現地時間9日に行われるFIFAクラブ・ワールドカップ準々決勝で、開催国のUAE王者であるアル・ジャジーラと、アジア王者である浦和レッズが対戦する。試合前日の会見でのアル・ジャジーラのヘンク・テン・カーテ監督のコメントをUAE紙『ナショナル』が伝えている。

 アル・ジャジーラは6日に行われた大会初戦でオセアニア王者のオークランド・シティ(ニュージーランド)に勝利。欧州王者レアル・マドリーの待つ準決勝への切符を懸けてアジアの2チームが激突することになった。

 アル・ジャジーラを率いるのはオランダのヘンク・テン・カテ監督。過去にアヤックスなどの監督や、バルセロナやチェルシーでのコーチも務めた経験豊富な指揮官だ。

 そのテン・カテ監督は浦和について、「非常に手強い相手だ。彼らはアジア王者であり、本当に質の高い選手が何人かいる。日本代表の選手たちや、素晴らしいブラジル人選手だ」と評し、「我々にとって難しい試合になるだろう」と見通しを述べている。

 だが、「オークランド戦の勝利でチームは自信を強めている。我々はUAEの小さな王者でしかなく、相手は大陸王者だ。だから何も失うものはない。浦和は我々より失うものが大きいと思う」と述べ、プレッシャーを感じることなく戦えると主張した。

 テン・カテ監督自身は、試合日の9日が63歳の誕生日。「もちろん、(勝つことができれば)今までで最高の誕生日プレゼントになるだろうね」と試合を楽しみにする様子を見せている。

【了】

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