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「日本人も退屈させた試合」。柴崎vs乾にスペイン紙も注目していたが…

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳、乾貴士
ヘタフェの柴崎岳とエイバルの乾貴士【写真:Getty Images】

 スペイン・リーガ・エスパニョーラ第15節が現地時間の9日に行われ、ヘタフェとエイバルが対戦。柴崎岳と乾貴士がともに出場した試合はスコアレスドローに終わった。

 先発で出場したエイバルは乾は63分で交代。一方、9月の負傷以来84日ぶりにベンチに戻ってきたヘタフェの柴崎は74分から交代で出場したが、両者が同時にピッチに立つことはなかった。

 柴崎の負傷からの回復が間に合ったことで、リーガで史上初となる“日本人対決”実現の可能性が出てきたことは、スペインメディアでも報じられていた。『アス』紙は「ガクとイヌイ、リーガの歴史上初の日本人対決」と伝え、『マルカ』紙は試合前に両者が“始球式”を行ったことを伝えた。

 だが両者の同時出場が実現しなかっただけでなく、試合自体も低調なスコアレスドローに終わった。『マルカ』は「日本人も退屈させた試合」とマッチレポートにタイトルをつけ、乾と柴崎については「11分の差で日本人対決は実現しなかった」と記した。

 現地時間13時という早い試合は「日本で観るには良い時間」だったが、「リーガエスパニョーラの良い宣伝にはならなかった」と同紙は述べ、「日本で多くのファンを引きつけられる可能性のある試合だったが、彼らが満足できたとは言い難いだろう」と続けている。

 なお『マルカ』は、この試合の柴崎と乾に対し、星ゼロから星3までの4段階評価で「星1」と低めの評価をつけた。両チームともに3人ずつが「星2」をつけられた他は全選手が「星1」となっている。

【了】

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