名古屋グランパスは10日、元日本代表MFの山口素弘氏が同クラブのアカデミーダイレクターに就任することが決定したとして発表を行った。

　山口氏は1969年生まれの48歳。現役時代にはJリーグを代表するボランチとして活躍した。1998年まで在籍した横浜フリューゲルスの消滅により名古屋へ移籍し、2002年まで4年間プレーしてキャプテンも務めた。

　その後移籍したアルビレックス新潟、横浜FCも含めてJ1で通算362試合に出場。日本代表としても58試合に出場し、日本が初めてワールドカップに出場した1998年のフランス大会を経験した。

　指導者としては2012年から14年まで横浜FCを率い、初年度には低迷していたチームを立て直してJ1昇格プレーオフに進出させる好成績を残した。2015年には、J3で戦っていたJリーグ・アンダー22選抜のコーチも務めた。

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