現地時間11日にチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が行われる。ヨーロッパの頂点を目指す16チームをおさらいし、抽選方法を確認しよう。

　今シーズンのCLでは、イングランド勢から5チームがベスト16に進んだ。そのほかでは王者レアル・マドリーやバルセロナ、昨シーズンのファイナリストであるユベントスといった強豪が順当に名を連ねている。MF香川真司を擁するボルシア・ドルトムントはグループステージで3位になり、ヨーロッパリーグ（EL）に回ることになったため、今シーズンのCL決勝トーナメントで日本人選手を見ることはできないが、それでも見所は十分だ。

　決勝トーナメント1回戦の抽選では、各グループ首位チームがその他のグループの2位通過チームと当たるようになる。グループ2位通過のチームがファーストレグをホームで戦うことも事前に決定済みだ。また、同国対決は起こらないように考慮される。

　この規定により、グループD首位通過のバルセロナやグループC2位通過のチェルシーは、対戦相手がかなり限定されることになる。

　バルセロナは、同じスペインのセビージャとレアル・マドリーが2位通過のため、対戦相手になる可能性があるのは、5クラブだ。

　チェルシーはよりはっきりしており、対戦相手となり得るのは3チームのみ。イングランドの4チームが首位でグループを突破しているため、パリ・サンジェルマン、バルセロナ、ベシクタシュのいずれかと対戦することが決まっている。

　グループステージ突破チームは以下の16チーム。抽選会は日本時間20時に開始予定だ。

【グループA】
マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
バーゼル（スイス）

【グループB】
パリ・サンジェルマン（フランス）
バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）

【グループC】
ローマ（イタリア）
チェルシー（イングランド）

【グループD】
バルセロナ（スペイン）
ユベントス（イタリア）

【グループE】
リバプール（イングランド）
セビージャ（スペイン）

【グループF】
マンチェスター・シティ（イングランド）
シャフタール・ドネツク（ウクライナ）

【グループG】
ベシクタシュ（トルコ）
ポルト（ポルトガル）

【グループH】
トッテナム（イングランド）
レアル・マドリー（スペイン）

【了】