攻撃面に課題を感じる北朝鮮代表MFリ・ヨンジ【写真:Getty Images】
2日、EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会の試合が行われ、北朝鮮代表は韓国代表に0-1で敗北した。
64分のオウンゴールによって負けを喫した北朝鮮だが、主に守備の面では互角に渡り合えていた。J2のカマタマーレ讃岐でプレーするMFリ・ヨンジも、「ゲームを通じてみれば、プラン通りみたいなところはあった」と手ごたえを感じている。
しかし、後半アディッショナルタイムで失点を喫し負けた日本戦同様、得点を取ることができていないことも忘れてはいない。リ・ヨンジ自身も「攻撃の面に関しては迫力が足りない」とコメントしている。
「ボールを取った後、僕を含めてみんなイージーミスが多かった。やっぱり僕たちは実力的には一番下なんで、常に100%でいかなければいけないんですけど、そうなるとやっぱり精度が落ちる。そこらへんが今は課題」
最後にリ・ヨンジは「何か爪痕を残して大会を終えたいと思う」と意気込みを語った。16日に行われる中国との最終戦は、攻撃面での課題を克服し結果を残すことはできるだろうか。
(文:編集部 取材:舩木渉)
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