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浦和DFマウリシオ、珍しい“足”での2得点を喜ぶ。「頭なら慣れているけど…」

text by 編集部 photo by Getty Images

マウリシオ
浦和レッズのマウリシオ【写真:Getty Images】

 FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の5位決定戦が現地時間の12日に行われ、浦和レッズがアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)に3-2の勝利を収めた。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトは、浦和のDFマウリシオの試合後のインタビューを伝えている。

 マウリシオはこの試合で2得点を記録して勝利の立役者となった。前半18分には強烈なミドルシュートを突き刺して先制点を記録。2-1のリードで迎えた60分にはエリア内でこぼれ球を拾って蹴り込み、浦和のリードを2点に広げた。

 8月に浦和に加入して以来、これまで公式戦で挙げた得点は9月23日のサガン鳥栖戦での1点のみだった。そのゴールも含め、これまでキャリアを通して得点はヘディングによるものばかりだったという。だがこの日は足での2得点だった。

「2点決めることができて嬉しいけど、それ以上に嬉しいのはチームが勝ったことだ」とマウリシオ。「でも素晴らしい2ゴールだったね。頭で決めることには慣れているけど、足でも時々は狙おうとしている。今日は2回もうまくいったよ!」

「自分が今日の得点者になるとは思っていなかった」というマウリシオだが、「1点目は良いポジションにいてシュートを打つことができた。2点目も加えることができて本当に嬉しい。チームメートやファンや家族を笑顔にすることができたからね」と2得点を振り返った。

 来シーズンに向けては、「もっとコンスタントにゴールを決められるようになるよ」と自信をのぞかせつつ、「チームが良い結果を出せるように、スタートから全力を尽くしていきたい」と意気込みを口にしている。

【了】

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