元マンチェスター・ユナイテッド監督のルイス・ファン・ハール氏は、古巣ユナイテッドに「一泡吹かせる」ためにプレミアリーグの他クラブで指揮を執ることに意欲を見せている。英紙『ミラー』が伝えた。

　アヤックスやバルセロナ、オランダ代表などを率いて数多くのタイトルを獲得したファン・ハール氏は、2014年にユナイテッド監督に就任。デイビッド・モイーズ体制で低迷した名門クラブの復活を託された。

　だが就任2年目のシーズンにはFAカップ優勝のタイトルを獲得しながらも、その2日後に契約を1年残して解任される結果に終わった。水面下でジョゼ・モウリーニョ現監督と接触してファン・ハール氏を解任したクラブのやり方に対し、同氏は「裏られた」と感じているという。

　66歳のファン・ハール氏は今後の見通しについて、「おそらくもうクラブを指揮することはないだろう」とコメント。だが、「ひとつだけ例外がある。イングランドのビッグクラブから誘いがあったとすれば受けるだろう。マンチェスター・ユナイテッドに一泡吹かせるチャンスを得られるからだ」と続けた。

　先月には、ロナルド・クーマン前監督を解任したエバートンの新監督に就任することを望んでいるとも報じられていたファン・ハール氏。プレミアリーグで新たなクラブを見つけることができるだろうか。

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