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ポルトガルで活躍する中島翔哉、名門ポルトでのプレーを希望。「チャンスがあれば…」

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
ポルティモネンセの中島翔哉【写真:Getty Images】

 ポルトガル1部のポルティモネンセに所属するFW中島翔哉は、国内の名門クラブであるポルトでプレーしたいという夢を語った。ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』が26日付でインタビューを伝えている。

 元U-23日本代表の中島は、J1のFC東京からの1年間の期限付き移籍で今年夏にポルティモネンセに加入。これまでリーグ戦11試合の出場で6ゴールを挙げるなどの活躍を見せて評価を高めている。

 ポルティモネンセでの活躍について、「正直に言えば、こんなにすぐに馴染めるとは想像していませんでした」と中島。「チームはすごく攻撃的なサッカーをしています。僕にとっては好きなスタイルですごくやりやすいので、適応しやすかったんだと思います」と話している。

 ビトール・オリベイラ監督とは「ごく簡単な英語で話している」が、「ポルトガル語でも少し話そうとしている」という。ブラジル人の父を持つチームメートのMFテオ・リュウキ(亀倉龍希)の協力もあり、コミュニケーション面はさほど問題にはなっていないようだ。

 ポルトガルではポルト、ベンフィカ、スポルティングのいわゆる“3強”が圧倒的な強さを誇るが、中島はその中で「ポルトのサッカーがすごく好き」だとのこと。「以前からすごく気に入っていましたが、今は改めてそう思っています」と語った。ポルトとは9月にリーグ戦で対戦し、チームは2-5で敗れる結果に終わったが、中島はその試合で1ゴールを記録した。

 ポルトガルでの活躍により、中島にはフランスやドイツなどの1部リーグのクラブが関心を示しているとも報じられている。だが去就の見通しについて本人は、「今後チャンスが訪れたとすれば、ポルトでプレーしてみたい」と希望を述べている。

【了】

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