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「あと2センチずれていたらサッカー人生は…」。ネイマールがW杯での“最悪の瞬間”を回顧

text by 編集部 photo by Getty Images

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ブラジル代表のFWネイマール【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールが、2014年ブラジルW杯で負傷したときの心境を語った。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 ネイマールはブラジルW杯の準々決勝コロンビア戦、DFフアン・スニガに背後からぶつかられ腰椎を骨折。後に行われたドイツとの準決勝、オランダとの3位決定戦に出場することができなかった。

 今回、元同僚でバルセロナ所属のDFジェラール・ピケの質問に答える形でインタビューが行われ、ネイマールは負傷当時を「最悪の瞬間」と振り返った。

 「その一週間はずっと泣いていたよ。お母さんもお父さんも泣いていたし、友達も家族もみんな悲しんでいた」
 
 また、負傷をしてしばらくは「足を上げることすらできなかった」と語ったネイマールは、選手生命終焉の危機にも陥っていたという。

 「医者には『まだましなのは君がこれから歩けるようになることだ。なぜならもう2センチずれていれば君のサッカー人生は終わっていたからだ』と言われたんだ」

 母国開催のW杯では悲劇的な結末に終わったブラジル代表のエースだが、来年開催のロシア大会にはその悔しさを晴らすべく誰よりも強い気持ちで臨むはずだ。

【了】

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