イングランド2部のリーズ・ユナイテッドは9日、ガンバ大阪に所属していた日本代表MF井手口陽介の獲得が完了したことを正式に発表した。

　リーズは今月3日に井手口の獲得合意を発表していた。現地入りした井手口は無事にメディカルチェックを済ませ、正式にリーズ加入が決まった。契約は2022年夏までの4年半となる。また、今シーズン末までの期限付きでスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへ移籍することも合わせて発表された。

　リーズは公式サイトで井手口の経歴について詳しく伝える一方で、クラブ公式TVで同選手へのインタビューも行っている。

　現在は2部で戦っているリーズだが、「将来的にプレミアリーグでプレーするのが夢。このチームと一緒にプレミアに上がってプレーするのが目標です」と井手口は語る。「試合に出て活躍すれば正しい選択だったと思えるようになるので、しっかり頑張っていきたいです」と意気込みを述べた。

「僕の長所はやっぱり守備のところ。球際とか（激しく）行って、観客が盛り上がってくれたらいいと思いますし、それに応えられるように毎試合しっかり戦っていきたいと思います」と自身のアピールポイントを挙げている。

　スペインでのプレーについては、「初めてやる場所なので、色々なものを吸収して、色々なプレーを出せるようになれば一番いいかなと思います」とコメント。新たなスタイルに触れることでさらなる成長を遂げたいという意欲をのぞかせた。

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