マンチェスター・シティのFWレロイ・ザネは、ジョゼップ・グアルディオラ監督から確かな信頼があるようだ。英紙『ガーディアン』に対し、シティで充実した様子を明かしている。

　シティはこの冬の移籍市場でアーセナルからFWアレクシス・サンチェスを獲得するという噂がある。これはザネにとって、出場機会を減らす原因になり得ることだ。

　それでも「心配はしていない」とザネ。「彼はすごく良い選手だ。加入するかは分からないけど、実際にそうなったら僕たちの助けになる。チャレンジしなければ、どれほど優れているかは判断できない。彼の方が優れているなら、彼を見て学び、彼とともに向上を目指す。そうやってより良い選手になるものだね」と前向きに話した。

　かつてリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督からも誘いがあったことを明かしたザネだが、グアルディオラ監督との信頼関係は強い。

「彼は僕がここに来た初日から、大きく成長させてくれた。どうプレーしてスペースでどう動くのか。ボールを持っているとき、持っていないとき、いろいろ教えてもらっているよ」

「ここに慣れるには少し時間がかかった。プレミアリーグやここの人たちのことを知らなければいけなかったんだ。自分に自信をつけなければいけなかったね。ペップは僕に『（バルセロナのFWリオネル・）メッシのように動くのは無理だが、メッシのように自由に動け』って言ったんだ」

　22歳のザネは、今季のプレミアリーグで20試合に出場。うち15試合が先発で、6得点9アシストを記録している。チャンスをつくる力も、それを決める力も持っているだけに、グアルディオラ監督はメッシのことを思い出したのかもしれない。

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