アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍に近づいている。

　英紙『デイリー・メール』によると、このアーセナルのエースはクラブ退団が間近に迫っており、行き先はマンチェスター・ユナイテッドが最有力となっている。

　この移籍が実現すれば、サンチェスはジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームの一員となる。同紙によれば、かつてバルセロナでジョゼップ・グアルディオラ監督の指揮下でプレーした経験のある同選手は、両監督に師事した歴代11人目の選手になるという。

　モウリーニョ監督は、過去にポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリーなど様々なビッグクラブで指揮を執り、2度のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を果たした名将として知られている。対するグアルディオラ監督は、選手として育ったバルセロナで監督キャリアをスタートさせ、4年間トップチームを率いた後は、2013年から3年間バイエルン・ミュンヘンを指揮し、2016年の夏にマンチェスター・シティの監督に就任している。どのクラブにも自らの哲学であるポゼッションスタイルを植え付けることに成功し、クラブに多くのタイトルをもたらした。

　そんな2人の名将にこれまで率いられた10人の選手には、現マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチや、昨年現役引退を発表した元スペイン代表のシャビ・アロンソ氏など、多くの名プレーヤーの名前が挙げられている。

　果たしてサンチェスは最終的にユナイテッドへの移籍を完了させ、両監督を支持した名選手たちの仲間入りを果たすことはできるのだろうか。

【モウリーニョ（左）とペップ（右）に率いられた選手10人】

▽DF
マクスウェル（インテル/バルセロナ）

▽MF
シャビ・アロンソ（レアル・マドリー/バイエルン・ミュンヘン）
セスク・ファブレガス（チェルシー/バルセロナ）
ケビン・デ・ブルイネ（チェルシー/マンチェスター・シティ）

▽FW　
ズラタン・イブラヒモビッチ（マンチェスター・ユナイテッド/バルセロナ）
アリエン・ロッベン（チェルシー/バイエルン・ミュンヘン）
ペドロ・ロドリゲス（チェルシー/バルセロナ）
サミュエル・エトー（インテル/バルセロナ）
エイドゥル・グジョンセン（チェルシー/バルセロナ）
クラウディオ・ピサーロ（チェルシー/バイエルン・ミュンヘン）

【了】