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元マンU選手が英女子代表監督就任…問題ツイートを“発掘”されアカウント削除

text by 編集部 photo by Getty Images

フィル・ネビル
イングランド女子代表監督に就任したフィル・ネビル氏【写真:Getty Images】

 イングランドサッカー協会は23日、同国女子代表チームの新監督にフィル・ネビル氏が就任することを発表した。2021年女子欧州選手権までの契約となる。

 現在41歳のP・ネビル氏は現役時代にマンチェスター・ユナイテッドとエバートンで活躍し、2013年に引退。イングランド代表としても3大会のEUROに参加するなど59試合に出場した。

 指導者としてはユナイテッドやバレンシアでコーチを務めたほか、8部リーグのサルフォード・シティで監督代行を短期間務めたが、フルタイムの監督業は今回が初となる。女子サッカーに関わったこともなく、経験面を不安視する声もあるようだ。

 一方で、就任直後に早くもひとつの騒動が発生することにもなってしまった。ネビル氏が自身のツイッターアカウントで過去に投稿していたコメントが“発掘”され、女性差別的であるとして問題視されたのだ。

 2011年から12年にかけて、ネビル氏は「妻を殴って気分が良くなった」「女性たちはいつも、勘定を支払う時までは平等を要求する」などとツイートしていたとされている。いずれも冗談交じりのやり取りの中での言葉ではあったが、不適切な発言だと捉えられたようだ。

 その後ネビル氏はツイッターアカウントを削除し、現在では閲覧不可能となっている。前任のマーク・サンプソン監督は過去に選手に対して「不適切な行動があった」としての解任だったが、新監督の船出も幸先の悪いものとなってしまった。

【了】

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