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長谷部フル出場のフランクフルト、暫定2位に。クラブ史上最高成績への期待も

text by 編集部 photo by Getty Images

フランクフルト
ボルシア・メンヒェングラッドバッハに勝利したフランクフルト【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第20節の試合が現地時間の26日に行われ、フランクフルトがボルシア・メンヒェングラッドバッハに2-0の勝利を収めた。

 フランクフルトの長谷部誠はゲームキャプテンを務め、3バックの中央で先発フル出場して無失点に貢献。フランクフルトは前半終了間際の43分にMFケビン=プリンス・ボアテングのゴールで先制し、後半アディショナルタイムにも交代出場のFWルカ・ヨビッチが追加点を奪った。

 フランクフルトは前節ヴォルフスブルク戦に続いての2連勝で、1月にリーグが再開されてからの3試合で2勝1分け。『ロイター通信』によれば、年明け以降の3試合の成績としては過去28年間でクラブ最高のものとなった。

 ブンデスリーガは首位のバイエルン・ミュンヘンが独走態勢に入っているが、2位以下のチームは近年稀に見る大混戦。前節時点で2位から7位まで6チームが1ポイント差の中にひしめいていたが、フランクフルトはこの試合で7位から暫定2位へ浮上している。

 27、28日に試合を行う他チームの結果次第では順位を下げる可能性もあるが、このままの調子を維持すればブンデスリーガでのクラブ史上最高の成績を収めることも期待できるかもしれない。

 1959年には前身のリーグであるドイツ・サッカー選手権で優勝したこともあるフランクフルトだが、1963年のブンデスリーガ設立以降では3位が最高成績。今季はそれを上回る成績や、初のチャンピオンズリーグ出場権獲得も狙える状況にある。

【了】

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