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38歳の豪代表ケーヒル、W杯見据え英2部の古巣に復帰。「レジェンドの帰還」

text by 編集部 photo by Getty Images

ティム・ケーヒル
オーストラリア代表のティム・ケーヒル【写真:Getty Images】

 イングランド2部のミルウォールは29日、オーストラリア代表FWティム・ケーヒルの獲得が決定したことを発表した。

 ケーヒルは昨年末にオーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティを退団してフリーとなっていた。29日にミルウォール加入に向けたメディカルチェックを済ませ、今季末までの半年契約を交わした。

 ケーヒルにとってミルウォールは古巣であり、13年半ぶりの復帰となる。1997年に下部組織に加入して翌年プロデビューを飾り、2004年にエバートンへ移籍するまで217試合に出場して52ゴールを記録した。

 その後ケーヒルは、プレミアリーグのエバートンで8シーズンにわたって活躍。米国のニューヨーク・レッドブルズ、中国の上海申花と杭州緑城、メルボルン・シティを経て古巣に戻ってくることになった。ミルウォールは「レジェンドの帰還」としてクラブ公式サイトで歓迎している。

 昨年12月で38歳となったケーヒルだが、オーストラリア代表でも衰えを感じさせない活躍を見せ、ワールドカップ予選突破に大きく貢献。古巣でのプレーを通して、夏の本大会に向けて準備を整えることができそうだ。

【了】

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