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低迷レアル、冬の補強0人! 国王杯敗退&リーガ絶望的も…現有戦力で後半戦へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ジネディーヌ・ジダン監督
レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】

 今冬の移籍マーケットは例年以上に活発な動きを見せた。支出額で見るとプレミアリーグが1位でリーガエスパニョーラが2位となっている。そんな中、低迷中のレアル・マドリーは一人も補強する事なく終えた。

 チリ代表FWアレクシス・サンチェスがアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへ移り、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがドルトムントからアーセナルへ移籍した。サウサンプトン所属のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがリバプールに移るなど、プレミアリーグは約4億766万ポンド(約738億7300万円)の支出が発生している。

 一方、リーガエスパニョーラではバルセロナがリバプールからブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョを獲得するなど、全体で2億4903万ポンド(約385億9500万円)の支出だった。しかし、マドリーはアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表GKケパ・アリサバラガ獲得に動いたにもかかわらず、移籍が実現しなかったことで補強選手は0人に。

 スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)敗退に加え、首位のバルセロナと勝ち点差19開いていることからリーグ優勝も絶望的。チャンピオンズリーグ(CL)にジネディーヌ・ジダン監督の命運がかかるとされているが、現有戦力でシーズン後半戦に臨むことになった。

【了】

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