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香川真司、ドルト監督交代で“復活”。「再び重要な選手になった」と独誌称賛

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのMF香川真司は、ペーター・シュテーガー監督の就任以来リーグ戦でフル出場を続けており、ゴールやアシストも記録して好調ぶりを見せている。独誌『キッカー』は、監督交代により香川が「復活」を果たしたとして称賛している。

 香川は現地時間2日に行われたブンデスリーガ第21節のケルン戦にもフル出場し、3-2の勝利に貢献。ペーター・ボス前監督のラストマッチとなった12月9日のブレーメン戦から、これでリーグ戦7試合連続のフル出場となった。

 ゴールに繋がる結果も出しており、シュテーガー監督就任以来の試合で3ゴール3アシストを記録している。ボス前監督のもとで出場した18試合で記録した3得点4アシストとほぼ変わらない数字をすでに残したことになる。

『キッカー』は、「新監督のもとで再び花開いた日本人選手」と香川について特集。ボス前監督や、昨季までのトーマス・トゥヘル元監督のもとでは苦戦を強いられたが、シュテーガー監督就任以来「突然また重要な選手になった」と活躍を評価している。

 2010年にドルトムントに加入した当初の香川は「ニュースを独占」し、「ドルトムント史上最大の掘り出し物」だったと独誌は振り返る。その頃の姿が戻ってきたとまでは言えないとしながらも、シュテーガー監督のもとで「正しい方向へ進んでいる」と述べられている。

 シュテーガー監督は香川について、「並外れたハードワークをしてくれる選手であり、プレーが非常に安定している」と評し、「不動のレギュラーという感覚」だとコメントしている。監督の信頼に応えてこのまま好調を維持し、さらなる活躍を見せることが期待されるところだ。

【了】

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