パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表DFチアゴ・シウバが、現在世界最高のサッカー選手として知られている2人の選手を比較した。仏メディア『le10sport』が伝えた。

　T・シウバが比較の対象としたのは、紛れもなくバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2人だ。前者は昨季含めチャンピオンズリーグ（CL）の決勝トーナメントで何度も対戦経験のある選手であり、後者に関しては、CLベスト16のレアル・マドリー戦で対峙することが予定されている。

　小さな違いとして、T・シウバはメッシを「ボールを持ったら1対1、ましては2人でも止めるのは難しい」と、ロナウドについては「1人がマークについても、もう1人を念のため後ろに置かなければならない」とそれぞれを評価した。

　世界最高選手に贈られるバロンドール賞を互いに5度も受賞している両者に優劣をつけるのは難しい。しかし、どちらとも対戦経験のあるT・シウバは「ロナウドよりのメッシの方が守るのは難しい」と語っている。

　今季は、メッシがリーグ戦20ゴールを決め好調を維持しているのに対し、ロナウドは8ゴールと振るっていない。T・シウバは「今年は彼にとっては少し難しいものになっているが、まだシーズンは終わっていない。バロンドールを獲る可能性だってあるよ」と対戦が予想されるライバルを擁護している。

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