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チェルシー指揮官、屈辱的連敗にも強気。「解任されても人生は続く」

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ
チェルシーのアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、2試合連続の大敗で解任の危機に立たされていると言われる状況でも、仕事を失うことへの不安は感じていないと主張した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

 昨季は就任1年目でプレミアリーグ優勝を成し遂げたコンテ監督だが、今季は首位マンチェスター・シティに大差をつけられている状況。補強方針をめぐってクラブとの意見が衝突している様子もあり、監督の座は安泰ではなくなっているとみられている状況だった。

 格下ボーンマスにホームで0-3の完敗を喫し、連敗なら監督解任とも報じられる中で臨んだ5日のワトフォード戦にも、終盤に3連続失点を喫して1-4で敗戦。コンテ監督の解任は現実味を帯び始めている。

 だが試合後の会見では、指揮官は強気な姿勢を見せた。「自分の仕事のことを心配はしていない。毎日120%を尽くしている。それでも不十分だというなら仕方がない。クラブは別の決断を下すこともできるだろう」と話している。

「明日はまた別の日だ。私は明日もチェルシーの監督かもしれないし、そうではないかもしれない。何が問題なんだ? 人生は続いていく」とコンテ監督は、解任も受け入れる姿勢を示した。

 英『BBC』によれば、チェルシーがプレミアリーグで2試合連続の3点差負けを喫したのは1995年10月以来。23年ぶりの屈辱的な結果を受け、クラブはどのような決断を下すのだろうか。

【了】

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