世界一のナンバー2? コウチーニョがネイマール以上にバルサで適材の可能性【西部の目】

17/18シーズン冬の移籍市場でリバプールからバルセロナへ移籍したフィリペ・コウチーニョ。ネイマールの穴を埋める存在として期待が高まるが、実はパリ・サンジェルマンに移籍したFWよりもコウチーニョのほうがバルサに適した人材と言えるかもしれない。その理由とは。(文:西部謙司)

2018年02月10日(Sat)10時39分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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ステップと加速。トレードマークともいえるフェイント

バルセロナに加入したコウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナに加入したコウチーニョ【写真:Getty Images】

 フィリペ・コウチーニョのトレードマークともいえるフェイントがある。フェイントというほど大袈裟な動作ではないのだが、右足を右側へ小さく踏み出してから、右足のインサイドで左方向へ持ち出して加速するドリブルだ。

 右足を踏み出すことで、左方向への体重移動がスムーズにできる。最初から左へ行くよりもパワーが使える。フェイントの意味よりも、そちらのほうが大きいかもしれない。ただ、理屈はそうなのだがコウチーニョのスタートダッシュの速さがすべてだろう。

 リオネル・メッシやネイマールにしても、どうしてあんなに簡単に抜けるのか不思議なぐらいで、しかもだいたいそんなに凄いフェイントは使っていないのだが、もう単純に速いのだ。

 もう1つあげるなら心理戦の上手さかもしれない。コウチーニョは右足アウトで右方向へ抜くドリブルも持っているので、対峙する相手はどちらが来るかわからない。そういう相手の心理、ないしは動きを見極める。

 ドリブルの上手な選手はタッチが上手い、速い、バランスがいいという要素のほかに、相手の心理やちょっとした動きを読む目が優れている。目というよりも感覚に近いのだろう。自分の間合いに入れてしまえば、相手の動きが勝手にわかってしまう。

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