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インテルに救世主現る。リーグ戦初先発の19歳ウインガーが躍動で9試合ぶり白星

text by 編集部 photo by Getty Images

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インテルに久々の勝利をもたらしたのは19歳の新星【写真:Getty Images】

【インテル 2-1 ボローニャ セリエA第24節】

 インテルは現地時間11日に行われたセリエA第24節でボローニャをホームに迎え、2-1の勝利を収めた。

 引き続きエースのイカルディを欠くインテルは、エデルが2試合連続の先発となった。すると開始2分、いきなりゴールが決まる。セリエA初スタメンの19歳カラモが起点となってブロゾビッチが右サイドの深い位置から折り返すと、エデルがニアに入ってねじ込んだ。

 エデルの2試合連続ゴールで先手を取ったインテルだが、リードを維持できない。25分、ミランダのミスキックからピンチとなり、元インテルのパラシオにゴールを決められて1-1となる。

 それでもインテルは後半に入って勝ち越した。63分、カラモがラフィーニャとのワンツーで中へ侵入すると、ダブルタッチでDFをかわしてペナルティエリア手前から左足でシュート。これがゴール左隅に決まって勝ち越しに成功する。

 ボローニャは68分、エムバイエがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、インテルが久々の勝利に一歩近づく。

 73分、インテルはカラモがスタンディングオベーションを浴びながらガリアルディーニと交代して逃げ切りを目指す。

 ボローニャは84分、ファッレッティが右サイドからクロスを上げると、ボールがダンブロージオの手に当たって主審が笛を吹いた。エリアの外か中か際どいところで主審が映像を確認すると、判定が覆ってノーファウルに。意図的ではないとジャッジされたようで、インテルは胸をなで下ろした。

 インテルは2-1のまま逃げ切り勝利。リーグ戦では12月3日キエーボ戦以来9試合ぶりとなる白星を手にした。

【得点者】
2分 1-0 エデル(インテル)
25分 1-1 パラシオ(ボローニャ)
63分 2-1 カラモ(インテル)

【了】

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