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いよいよACL本戦開幕! 2018年のアジアを席巻する規格外の外国人スターたち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

天津権健:新興クラブのワールドクラスたち

天津
パトが中国で復活。ヴィツェルとモデストの実力は欧州で証明済み【写真:Getty Images】

アレシャンドレ・パト(元ブラジル代表)
アントニー・モデスト(フランス)
アクセル・ヴィツェル(ベルギー代表)
パウロ・ソウザ監督(元ポルトガル代表)

 天津権健にとって、今季が初めてのACL出場になる。そもそも1部リーグ昇格が2016年、そこからわずか2年でアジアへの挑戦権を勝ち取った。

 その躍進を支えたのが優秀な外国人トリオだった。かつてミランなどで将来を嘱望されながらくすぶっていたアレシャンドレ・パトは、中国で24試合出場15得点と圧巻のパフォーマンスで前線をけん引。さらに後半戦から加わったアントニー・モデストもリーグ戦8試合のみの出場で7得点と期待に違わぬ活躍を見せた。

 昨年11月の日本戦にも出場していた現役ベルギー代表のアクセル・ヴィツェルも前線の躍動を中盤から力強くサポート。今季からはパウロ・ソウザ監督が就任し、盤石の陣容でACLに殴り込みをかける。グループリーグで対戦する柏レイソルが最も警戒すべきは、韓国王者の全北現代モータースではなく天津権健かもしれない。

【了】

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