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大迫勇也、地元紙にW杯出場への決意表明。「良いプレーをして選ばれるように頑張る」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ケルンの大迫勇也【写真:Getty Images】

 ケルンに所属する日本代表のFW大迫勇也が25日付けの地元紙『エキスプレス』のインタビューに答えている。

 大迫は背中の痛みがあった為、先週のトレーニングに参加する事が出来なかった。現在の状況について問われ「背中に痛みがあってそれが太腿にまで影響を与えていた。しかしもう大丈夫」と軽傷だったことを強調した。

 今季はプレシーズンに右足首の靭帯損傷で開幕戦を欠場し、今年に入って風邪のため2試合欠場した。「夏の怪我が治った後、すぐに日本代表でプレーした。さらにヨーロッパリーグも戦った。これはとても長い移動距離だった。でもここに来てやっと良い状態になった」とコンディション作りで苦労した事を語った。

 ブンデスリーガ第24節を終了時点でチームは最下位だ。降格した場合に2部でのプレーも考えているかと聞かれると「我々にはまだ11試合もあるから何も考えていない。降格が決まったら来季の事を考える。4年間もケルンでプレーし居心地の良さを感じるし、生活にも満足している」と2部に降格した場合にも残留する可能性がある事を示唆した。

 今年6月に開催されるロシアワールドカップ(W杯)への意気込みを問われ「代表監督はリーグの順位だけでなくパフォーマンスを評価してくれている。だからチームの為に良いプレーをして代表に選ばれるように頑張るだけだ」と力強く語った。

 現地時間25日に行われたブンデスリーガ第24節のRBライプツィヒ戦で得点こそなかったが勝利に貢献した大迫。ドイツ挑戦5季目となる27歳のストライカーはケルンと日本代表のため今後も多くの得点を決めてくれるだろう。

【了】

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