フットボールチャンネル

井手口陽介、「問題は言語だが克服は可能」。日本代表MFの適応を現地メディアが紹介

text by 編集部 photo by Getty Images

井手口陽介
スペイン適応中のMF井手口陽介【写真:Getty Images】

 スペイン2部クルトゥラル・レオネサでプレーするMF井手口陽介の新天地での様子をスペイン紙『マルカ』が特集した。

 井手口はこの冬にイングランドのリーズからクルトゥラル・レオネサにレンタルで加入。しかし、適応に苦労しているようで、定位置確保には至っていない。それでも前に進んでいる。

 「少しずつ文化や街に慣れてきました」と語る井手口。最も苦労したのは「ランチやディナーの時間が違うこと」だとした。

 同紙は通訳が同行しなければいけないことが「適応の最も大きな障壁」と指摘。ただ、それは克服できる問題だとした。チームメートの中には自ら距離を縮めようとする仲間もおり、「ありがたく思います」と井手口は話している。

 生活のリズムはできつつある。井手口は「午前中に練習をします。午後は散歩に出かけるのが好きですね」。日本にいる家族や友人とは日々連絡を取っているとのことで「レストランやスーパーマーケットの違いなんかを話しています。すごく違いますからね」と述べた。

 井手口は加入後6試合で先発出場が1回、途中出場が4回という状況。よく連絡を取っているというエイバルのMF乾貴士のように、スペインに馴染むことができるだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top