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大迫勇也、アシスト記録も今季3点目は幻に。最下位ケルン、悔やまれる敗戦

text by 編集部 photo by Getty Images

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ピサーロのゴールをアシストした大迫勇也【写真:Getty Images】

【ケルン 2-3 シュトゥットガルト ブンデスリーガ第25節】

 現地時間4日に行われたブンデスリーガ第25節でケルンはシュトゥットガルトと対戦し、ホームで2-3と敗れた。FW大迫勇也はフル出場で、先制点をアシストしている。シュトゥットガルトのFW浅野拓磨はベンチ入りしなかった。

 前節ライプツィヒ戦で勝利を手にした最下位ケルンは、良いスタートを切った。7分、高い位置でヘーガーがボールを奪ってこぼれたボールを大迫が拾って左前方にパスを通すと、39歳のベテランFWピサーロが決めて先制した。

 その後も良いリズムで試合を進めたのはケルン。37分には、大迫のシュートがゴールネットを揺らしたが、その前にファウルがあったとしてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を用いた判定となり、得点は認められない。

 すると前半の終盤、突如としてケルンの集中が切れた。45分、ゴメスに同点弾を許すと、アディショナルタイムにはGKのミスでゴメスに2点目を奪われ、瞬く間に逆転される。

 すると、後半は流れが変わる。57分、シュトゥットガルトはベックのシュートで3点目を決めてリードを広げると、この点差を維持していく。

 2点を追うケルンは終盤に反撃。大迫は下がってスルーパスを出すなど、組み立てにも参加した。86分にはゴールが生まれる。途中出場のヨイッチがFKを直接決め、1点差とする。

 だが、あと1点は決められず、試合は2-3で終了。ケルンは最下位を抜け出すことができなかった。

【得点者】
7分 1-0 ピサーロ(ケルン)
45分 1-1 ゴメス(シュトゥットガルト)
45+2分 1-2 ゴメス(シュトゥットガルト)
57分 1-3 ベック(シュトゥットガルト)
86分 2-3 ヨイッチ(ケルン)

【了】

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