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元レアルの37歳DFが現役引退を発表。過去に壮絶なアルコール依存症に苦しむ

text by 編集部 photo by Getty Images

シシーニョ
レアル・マドリー在籍時のシシーニョ【写真:Getty Images】

 ブラジル4部のブラジリエンセFCでプレーしていた37歳の元ブラジル代表DFシシーニョが膝の負傷を理由に現役引退することを発表した。6日にスペイン紙『マルカ』が報じている。

 ブラジルのボタフォゴFCでプロキャリアをスタートさせると、アトレチコ・ミネイロやサンパウロFCなどを経て2006年1月にレアル・マドリーへ移籍。加入1年目は出場機会を掴めていたものの2年目は大きく出場機会を減らした。マドリーで通算32試合に出場し3得点4アシストを記録した後、2007年夏にローマへ移籍している。

 その後、ビジャレアルやブラジルのスポルチ・レシフェ、トルコのスィヴァススポルを経て昨年夏からブラジリエンセFCでプレーしていた。ブラジル代表としては通算17試合に出場し、2006年ワールドカップでもプレーした経験がある。シシーニョは過去に「私は、1,2杯の酒で満足できる人間ではなく、倒れるまで飲まずにはいられないタイプだった。物事が悪くなるとさらに飲んでしまった」と告白し、アルコール依存症に悩んでいたことを明かしている。

【了】

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