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4戦7発、絶好調の韓国代表FWに絶賛。「サンチェスよりもチームに欲しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ソン・フンミン
トッテナムのソン・フンミン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第30節の試合が現地時間11日に行われ、トッテナムがアウェイでボーンマスに4-1の勝利を収めた。2ゴールを決める活躍を見せた韓国代表FWソン・フンミンが英国メディアで絶賛されている。

 序盤に先制点を奪われたあと、エースのFWハリー・ケインが前半のうちに負傷交代するアクシデントに見舞われたトッテナムだが、その直後にMFデル・アリが同点ゴール。後半にはソン・フンミンの2ゴールなどで逆転し、チャンピオンズリーグ出場圏内の3位を守った。

 ソン・フンミンはこれで公式戦4試合連続のゴールとなり、その4試合で計7ゴールを記録。プレミアリーグでの得点数は12点となり、昨季記録した14点まであと2点に迫っている。

 英メディア『スカイ・スポーツ』では、この試合のソン・フンミンに単独最高点となる採点「9」をつけてマン・オブ・ザ・マッチに選出。「ケインの負傷交代後に点取り屋の仕事を引き継ぎ、見事にその役目を果たした」と絶賛している。

 英紙『デイリー・メール』は、ソン・フンミンが「アリやクリスティアン・エリクセンと同じくくらいトッテナムのキープレーヤーになりつつある」と評した。元イングランド代表のクリス・サットン氏は、マンチェスター・ユナイテッドのFWアレクシス・サンチェスとの比較の上で、「私が監督なら毎週アレクシス・サンチェスよりもソン・フンミンを選ぶ」と述べている。

 右足首を痛めたケインは、しばらく離脱を強いられるのではないかとの懸念もある。アジア人アタッカーの得点力にかかる期待はさらに大きくなるかもしれない。

【了】

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