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南野所属のザルツブルク、オーストリア勢初のEL8強。歴代2位の無敗記録も

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】

 FW南野拓実の所属するザルツブルクは、ボルシア・ドルトムントを下してヨーロッパリーグ(EL)準々決勝進出を果たした。オーストリアのチームとしては大会初の8強進出となる。

 ザルツブルクとドルトムントは現地時間15日に行われたEL決勝トーナメント2回戦2ndレグの試合で対戦し、0-0のドロー。1stレグにアウェイで2-1の勝利を収めていたザルツブルクが勝ち進んだ。なお、南野はベンチに入ったものの出場せず。ドルトムントの香川真司は負傷のため欠場した。

 2009年から現在の名称となったELでは、オーストリアのチームが準々決勝へ進むのは初となる。前身の大会であるUEFAカップを含めると、2004/05シーズンのアウストリア・ウィーン以来13年ぶりだ。

 またこれにより、ザルツブルクは欧州カップにおける連続無敗記録を19試合に伸ばしている。昨季のELではグループステージ敗退に終わったが、その最後の3試合では負けなし。今季はチャンピオンズリーグ予選に出場し、2回戦を突破したあと3回戦でクロアチアのリエカに敗れたが、2試合ともドローでアウェイゴール数による敗退だったため試合自体には敗れていない。

 続いてELへと移り、予選も含めて12試合の無敗を継続している。欧州の大会で19試合連続の無敗は、1994年から96年にかけてアヤックスが達成した21試合無敗に次ぐ歴代単独2位の記録となった。

 現地時間16日には準々決勝の組み合わせ抽選が行われる。ザルツブルクは酒井宏樹の所属するマルセイユのほか、アーセナルやアトレティコ・マドリーなどの強敵と激突する可能性もある。

【了】

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