パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表FWネイマールにクラブ退団の噂が立っている。

　ネイマールは昨夏、2億2200万ユーロの移籍金でバルセロナからPSGに移籍。加入後から大活躍を果たす一方で、来夏にレアル・マドリーへ“禁断の移籍”を果たす可能性があるとも報道されている。同選手は、PSGでのプレーに満足していないようだ。

　ブラジルメディア『UOL Esporte』は、ネイマールのクラブ退団希望には5つの理由があると伝えている。それは一体どんなものなのか。

　一つには、フランスリーグの質の低さが挙げられている。同選手はリーグ1の選手の技術レベルを「とても低い」と見なしているようで、これがフランスでのプレーのモチベーション低下に繋がっているようだ。

　また、ファール数の多さにも嫌気がさしているようだ。ネイマールがこれまでフランスで受けたファール数の1試合平均は「5.7」で、これは前年までプレーしていたスペインでの「3.5」を上回る数字となっている。

　その他、試合中の審判からの執拗な追跡、ピッチ状態の悪さ、主な移動手段がバスであることが不満の理由として挙げられている。一方で、先日ネイマールの父親で代理人も務めているシニア氏は、「Instituo Projeto Neymar」のプレスカンファレンスにて「ネイマールは今も将来もPSGにいる。彼は幸せだし、モチベーションがある」と残留を強調している。

　様々な憶測を呼んでいるネイマールの退団＆レアル・マドリー移籍報道だが、最終的にはどのように収束するのだろうか。

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