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ギグスはマンUトレブル世代で9人目。ファギーの教え子が続々監督に

text by 編集部 photo by Getty Images

ライアン・ギグス
マンUのレジェンドであるライアン・ギグス【写真:Getty Images】

 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍したライアン・ギグスは22日、ウェールズ代表を率いて中国代表と対戦した。1998/99シーズンにトレブル(3冠)を達成したユナイテッドから9人目の監督が誕生したことになっている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。

 ユナイテッドは1998/99シーズンにプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成。ヨーロッパで史上4チーム目となる偉業を成し遂げた。

 そのチームからは多くの監督が誕生しており、ヘニング・ベルグ、ロイ・キーン、ガリー・ネビル、オレ・グンナー・スールシャール、テディ・シェリンガム、フィル・ネビル、ジョルディ・クライフ、ヤープ・スタム、そしてギグスがチームを指揮する立場になった。

 ギグス監督は、現役最終年の2013/14シーズンのシーズン終盤に選手兼監督を務めたが、正式な監督はウェールズ代表での仕事が初となっている。

 ただ、偉大な選手が偉大な監督になるとは限らない。サー・アレックス・ファーガソン氏の教え子たちは、監督として大きな成功を収めていないのが現状だ。

 トレブル世代の監督は、ギグスで最後にはならないはずだ。ユナイテッドのアカデミーを担当しているニッキー・バットと、2014年にギグス監督のアシスタントを務めたポール・スコールズもいつかは監督としてどこかのチームを指揮することになるとみられている。

【了】

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