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ブラジル代表監督、1-7の大敗の傷は「まだ残っている」。4年振りに独代表と対戦へ

text by 編集部 photo by Getty Images

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ブラジル代表のチッチ監督【写真:Getty Images】

 現地時間27日に行われるドイツ代表との親善試合を前にブラジル代表のチッチ監督は意気込みを語っている。

両者の対決はブラジル・ワールドカップ(W杯)準決勝以来となる。開催国で優勝を義務付けられていたブラジルは1-7という歴史的大敗を喫し、「ミネイロンの惨劇」として語り継がれている。

 約4年振りの対決を前にチッチ監督は独誌『キッカー』のインタビューで「あの時の傷は今でも残っている。ベルリンで行われる明日の試合はその傷を癒すプロセスとなるだろう」とリベンジに静かなる闘志を燃やしている。

 1-7で大敗した事について問われると「それは心理的に大きな意味を持っている。あのW杯での試合はゴーストのようだ」と語る一方「人々がこの件について語れば語るほどこのゴーストは消える事はない」と忘れない教訓として活かしていく事を誓っている。

 2016年6月にドゥンガ監督の後を引き継いだチッチ監督は当時南米予選で6位と低迷するチームを見事に立て直し公式戦7連勝を遂げるなど快進撃を続け、終わってみれば首位で21大会連続のW杯出場を決めた。

 果たしてブラジル代表は4年前の悪夢を払拭するような結果を残すことが出来るのであろうか。

【了】

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