フットボールチャンネル

世界王者ドイツ代表、W杯出場23人の行方は…ミュラーは当確、ザネは当落線上か

text by 編集部 photo by Getty Images

20180329_mueller_getty
ドイツ代表のトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】

 6月から開催されるロシアワールドカップ(W杯)で世界王者のドイツ代表はどのようなメンバーで連覇に挑むのだろうか。

 28日付けの独紙『ビルト』はドイツ代表が現地時間23日に対戦したスペイン代表と27日の対ブラジル代表との結果を受けて今回の親善試合における勝者と敗者を特集している。

 まず勝者に挙げられた選手はFWトーマス・ミュラーだ。同紙は「W杯イヤーに入り彼はトップフォームをキープしている。スペイン戦では素晴らしいゴールを決めるなどロシア行きのメンバーには入るだろう」と評価している。

 またマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンも今回の親善試合で株を挙げた一人に数えられている。「バルセロナのスターは(ヨアヒム)レーブ監督の信頼を勝ち取るパフォーマンスを見せた。代表ナンバー2として選ばれるのは確実だ。またノイヤーが間に合わない場合もレーブ監督は彼を問題なくピッチに送り込むだろう」と同紙では能力を高く評価している。

 一方、敗者の筆頭格に挙げられたのはFWレロイ・ザネだ。左サイドを主戦場とするザネは「攻撃のアクセントを付ける事が出来なかった。覇気も感じられず所属先のマンチェスター・シティの方が数段プレーの質が高い」と評価され、MFユリアン・ドラクスラーやMFマルコ・ロイスといった同じポジションの選手に後れを取った形となった。

 なおドイツ代表は5月15日にW杯に向けた登録メンバーを発表し6月5日には最終登録23人の発表が行われる。果たしてレーブ監督はどのようなメンバーを選出するのだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top