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日本とW杯で対戦する各国エースが絶好調。ブンデス強豪対決で全6得点に絡む大爆発も

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
ポーランド代表のFWロベルト・レバンドフスキ(左)とコロンビア代表のMFハメス・ロドリゲス(右)【写真:Getty Images】

 ロシアワールドカップで日本代表はグループリーグを突破できるのか。本大会まで残り2ヶ月半ほどとなり、その希望は薄くなっていると言ってもいいのかもしれない。

 国際Aマッチウィークによる中断期間を終えた欧州各国リーグが再開し、現地時間3月31日にバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントが対戦した。すでに優勝争いの大勢が決しているとはいえ、ブンデスリーガの強豪同士のビッグマッチである。

 この試合は2位以下に大差をつけている首位のバイエルンが6-0でドルトムントに圧勝した。もちろん絶対王者の攻撃陣は躍動した。中でもロシアワールドカップのグループリーグで日本代表と対戦する2ヶ国のエースが気を吐いた。

 グループリーグ初戦の相手であるコロンビア代表の絶対的な柱、MFハメス・ロドリゲスは14分にチームの2点目を挙げると、23分にトーマス・ミュラーのゴールを、前半アディショナルタイムの46分にフランク・リベリのゴールを演出する1ゴール2アシストで絶大な存在感を発揮した。

 そして日本とグループリーグ最終戦で対戦するポーランド代表のエースにして、バイエルンの揺るぎない得点源であるFWロベルト・レバンドフスキは5分、44分、87分にゴールを奪ってハットトリックを達成。今季のリーグ戦での得点数を「26」まで伸ばし、3年連続の30得点も視野に入ってきている。

 コロンビアとポーランドの両エースがそれぞれ3得点ずつに絡んでバイエルンに勝利をもたらした。ドルトムント戦はそれぞれの代表チームでの活動を終えたばかりでコンディション調整などに苦しむ選手が多い中、絶好調を誇示している。

 また、プレミアリーグではセネガル代表のエース、FWサディオ・マネがクリスタル・パレス戦で1ゴールを奪ってリバプールの逆転勝利に貢献した。日本代表は世界のトップレベルで好調を維持する彼らのようなスーパースターをワールドカップの舞台で止めることができるだろうか。

【了】

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