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人の心を耕す

text by 編集部

育成のゴールは勝つことにあらず!
高校サッカーの名門、滝川第二高校の元監督が説く、育成哲学。

岡崎慎司、金崎夢生、加地亮、波戸康広、吉田孝行、小川慶治朗、岩波拓也……自ら道を切り拓く選手の“心の育て方”とは?

滝川第二高校を全国屈指のサッカー強豪校に育て上げ、ワールドカップにも出場した岡崎慎司、加地亮を筆頭にサッカー日本代表選手を多数輩出してきた名将・黒田和生(前・台湾代表監督)。

滝川第二高校退任後は、ヴィッセル神戸のアカデミー事業部長としてプロ選手の育成に携わるなど、高校とクラブユース、どちらの現場も知る数少ない現役指導者である。

そんな黒田監督は、つい先日まで台湾代表監督として異国の地で指導の第一線で奮闘してきた。「怯まず、驕らず、溌剌と」をモットーに、選手の人間教育に最も力を入れてきた黒田監督は、いかなる指導を行い、選手たちと関わり、勝つためのチームづくりをしてきたのか――。

指導者として、教育者として、黒田和生の“育成哲学”を解き明かす。現場のサッカー指導者、保護者、高校サッカーファン必読の書。

【目次】
第一章 選手を育てる
第二章 チームを育てる
第三章 指導者の志を育てる
第四章 第三の青春 台湾での挑戦
第五章 日本サッカーの未来像

☆教え子・岡崎慎司選手との対談を特別収録

【著者プロフィール】
黒田和生(くろだ・かずお)
1949年、岡山県生まれ。東京教育大卒業後、神戸FCコーチ就任。84年、滝川第二高校の監督に就任。全国高校サッカー選手権への出場、全日本ユース選手権優勝(05年)など輝かしい実績を残すとともに、23年間にわたり「人間教育」をテーマに岡崎慎司、金崎夢生、加地亮、波戸康広など多くのプロサッカー選手、指導者を輩出。07年、ヴィッセル神戸普及育成事業本部長就任。2009年からはユース(U-18)監督も兼任。2012年、63歳で新たな地・台湾へ渡り、ユース育成統括/U-13・18代表監督、A代表監督を歴任した。

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