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ヴェンゲル、退任発表後の第一声。「アーセナルに人生の全てを捧げてきた」

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセン・ヴェンゲル
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、今季限りでの退任が発表されて以来初めてメディアに口を開いた。英『スカイ・スポーツ』が22日付で同監督のコメントを伝えている。

 アーセナルは今月20日にヴェンゲル監督が今季終了後に退任することを発表した。1996年の就任以来、約22年間に及んだ欧州主要リーグ最長の政権がついに終焉を迎える。

 現地時間22日に行われているプレミアリーグ第35節のウェスト・ハム戦の試合前インタビューに応じたヴェンゲル監督は、「今はまず試合に集中している」とコメント。退任発表について多くを語ろうとはしなかった。

 なぜこの時期に退任を決断したかについては、「もう少し後になってから明かすつもり」だとして、「今は今後の試合の結果に集中することが大事だ。(話をするのは)試合後ではなく、おそらくシーズン後になる」と語った。

「このクラブを堅実なクラブとし、強固な基礎を築いて健全な状態とするために人生の全てを捧げてきたと感じている。いつかは後続のために、堅実で野心のあるクラブを残して去りたいと私は常々言っていた。ここでのキャリアの最後の1日までそれを続けていくつもりだ」

 アーセナルでのヴェンゲル監督の残りの試合は、ウェスト・ハム戦も含めたプレミアリーグの5試合と、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝のアトレティコ・マドリーとの2試合。EL決勝へ進めばもう1試合が加わることになる。

【了】

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