再びスタンド観戦となるディエゴ・シメオネ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは、ヨーロッパリーグの決勝でも指揮官がベンチに入ることができなくなった。UEFAは4日、ディエゴ・シメオネ監督の処分を発表している。
シメオネ監督は先月26日、アーセナルと対戦したヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグで判定に腹を立て、審判を侮辱して退席を命じられた。そのため、セカンドレグはスタンドからの観戦となっている。
UEFAの規律委員会は4日、この一件でシメオネ監督に4試合のベンチ入り禁止処分とすることを発表した。すでに1試合は消化しているため、処分は残り3試合だが、ヨーロッパリーグ決勝でベンチに入れないことが決まっている。さらに、1万ユーロ(約130万円)の罰金も科された。
ヨーロッパリーグ決勝は今月16日に行われる。対戦相手はDF酒井宏樹擁するマルセイユだ。
【了】