香川真司は「足首に軽い問題」と指揮官
気になるドルトムントの人員状況だが、3日の会見でペーター・シュテーガー監督の語るところでは、マインツ戦ではマルコ・ロイスと香川、2人のメンバー入りが微妙な状況である。
ロイスはブレーメン戦で足を痛め、今週のトレーニングには参加することができなかった。
そして4日付の『ルーア・ナッハリヒテン』電子版が報じるところでは、香川は1日火曜日のトレーニングを途中で取りやめ、フィジオセラピストに付き添われてピッチを後にしたという。さらに背番号23は、2日水曜日のトレーニングには参加しなかった。シュテーガー監督によれば「足首に軽い問題」とのことである。5日土曜日のマインツ戦では、プレーはおろか、11年3月の対戦時と同様にメンバー入りも難しいかもしれない。
一方でバイデンフェラーが試合の途中で起用される可能性がある。ブンデス2連覇達成時の正GKは、今季限りで現役を引退する。バイデンフェラーにとっては、正真正銘のホーム最終戦。シュテーガー監督は「チャンスがあればプレーさせるつもり」と考えている。
勝利はCL出場権獲得のためだけではない。何より黄金期を支えた37歳のベテランGKを送り出すためにも、マインツ戦は勝ち切りたいところだ。
(取材・文:本田千尋【ドイツ】)
【了】